スキーのシーズンオフ中に済ませておきたい小物のお手入れ。
道具はお手入れをすることで長期間綺麗に使用することが可能になります。
スキーグローブは様々な素材でできていますので、それぞれお手入れの仕方が違い、間違ったお手入れをすると記事を痛めてしまう可能性があります。
中には「スキーグローブは洗濯禁止でしょ?」ということを言われたこともあります。
今回はスキーグローブが洗濯が禁止なのか、可能なのか、可能であればどのように洗濯できるのかをご紹介していきます。
スキーグローブは洗濯禁止?洗濯可能?
スキーグローブの素材によって洗濯禁止のタグが付いている物もあります。
クリーニング業者なら可能な場合や、手洗いであれば可能という場合もあります。
スキーグローブの洗濯=禁止という訳ではなく、スキーグローブの素材によっては禁止という訳ですね。
洗濯機を使用しての洗濯に関しては、殆どのスキーグローブには中綿が入っていることが多いので、洗濯機で洗えない物が多いと思いますが、必ずタグの表記をよく確認してください。
素材別スキーグローブの洗濯方法
レザーグローブ
レザー(革)のグローブは水に弱い素材なので、基本的に洗濯はできません。
丸洗いするのであればクリーニングを利用する必要がありますが、お手入れは自宅でも可能です。
手順としては以下の通りです。
②レザーグローブ用のブラシを使用して汚れやほこりを落とす。
③レザーバームを塗って保湿する。
レザーグローブは水に弱いのでしっかりと乾燥させてから保湿することが大切です。
汚れを落とさずに保湿してしまうと汚れに含まれているカビの原因が残ってしまうことがあるのでしっかりと落としてください。
乾燥させるときは自然乾燥を強く推奨します。革製品にドライヤー等の熱を与えると変形する可能性があります。
ウールグローブ
洗濯表示を確認してみてください。水洗い可能のマークがついていれば自宅でも洗濯が可能です。手順としては以下の通りです。
②表記にある温度以下の水またはぬるま湯を準備し、おしゃれ着用洗剤を加えて洗浄液を作ります。
③グローブを優しく押し洗いします。
④泡が出なくなるまですすぎます。
⑤タオル等で挟んで水気をとります。
⑥形を整えて日陰で平干ししてください。
ウールグローブは高温のお湯で洗うと型崩れの原因になるので、水またはぬるま湯で洗う方が良いです。
水気をとるときに絞ると素材が伸びたり傷みやすいので注意してください。漂白剤や柔軟剤も生地を傷める可能性が高いのでお勧めしません。
ナイロングローブ
ナイロングローブは手洗いが可能な物が多く、自宅でのお手入れも比較的容易です。
洗濯の手順はウールグローブと同じです。
ナイロン素材は熱に弱いので、高温のお湯で洗濯するのは避けた方が良いです。また、漂白剤や柔軟剤の使用は生地を傷める可能性があるのでお勧めしません。
ゴアテックスグローブ
手洗いすることは可能ですが、防水性・透湿性を兼ね備えている為、正しい洗濯方法を行う必要があります。手順はウールやナイロングローブと同じです。
洗剤の洗い残しがあるとゴアテックスの機能性を弱めてしまう可能性があるので、すすぎは念入りに行って下さい。
柔軟剤や漂白剤はゴアテックスの防水性や透湿性が低下する可能性があるのでお勧めできません。
スキーグローブは洗濯禁止・それともOK?【まとめ】
スキーグローブの洗濯自体は可能でしたね。
ただし、洗濯機で丸洗いをするのは控え手洗いやクリーニングの方が良いようです。
ご自分が使用しているスキーグローブの素材を確認し、洗濯表記をしっかりと確認してからお手入れをするようにしてください。
私は過去に「道具を大切にする人は、大切にしない人よりも上達の度合が早い」と教えて頂いたので道具はできるだけ大切に扱う様心掛けています。
物を大切に扱うと、傷まないように正しく使えるよう努力するため結果として上達も早く傷みにくくなりました。
上達を目的としていない方も、せっかく購入したのですから大切に扱い、長く使用して愛着が沸くぐら大切にしてみてください。