スノボーに欠かせないものである「板」ですが、種類がたくさんあって悩む、といった経験はないでしょうか。
「せっかくなら自分にあった板を選んでスノボーを楽しみたい」、そんな人のためにスノボー選びに知っておくべきポイントをお伝えたいしたいと思います。
まず最低限気をつけることは「長さ」「幅」「硬さ」「向き(スタンス)」の4つです。
ここからはより詳しく説明していきたいと思います。
とりあえずはこれ!自分にあった板の見分け方
長さ
板を自分の横に立てて、だいたい口元にくる長さ
(身長が180cm前後→あご、身長が150cm前後→鼻)
幅
板の長さによってある程度決まるため、そこまで気にする必要はないです!
ただ身長に比べ、足が大きかったり、小さかった場合はお店の人に相談しましょう。
硬さ
初心者・脚力の弱い女性など→柔らかい板
スノボー経験者で技なども行いたい人→硬い板
向き(スタンス)
左右の足、どちらを前にするかで決まります。
左足が前→「レギュラースタンス」 右足が前→「グーフィースタンス」
ちなみに、日本人の8割の方はレギュラースタンスと呼ばれています。
どちらのスタンスかを決める簡単な基準は
・ボールを蹴る足の反対(左→グーフィー、右→レギュラー)
・※利き目(左→レギュラー、右→グーフィー)
①数メートル先のモノに指をさし、モノにピントを合わせる
②指をさしたまま、片目ずつでモノを見る
③片方はずれて見えますので、しっかり見えている方が利き目となります。
・股関節の開きが大きい方(左→レギュラー、右→グーフィー)
以上のことを参考にし、自身のスタンスを決めようとしても意外と決まらないってこともあるのではないかと思います。
私も現在、グーフィースタンスで滑っていますがそこにいきつくまで何度か二つのスタンスを行き来しました。
というのも、初心者は上手く前足に体重を乗せることができず、どちらを前にした方が滑りやすいかを実感することができないからです。
よって最初の向きはなんとなく決めてしまい、ある程度滑れるようになったら再度変更してみることをおすすめします!以上のことは板を買うときだけでなく、レンタルするときにも知っておくと便利なのでぜひ覚えておいてください。
次に板を買うときの細かい注意点を説明していきます。
スノーボードの板を購入するときの注意点
今では専門店だけでなく、大型店やネットスーパなど様々な場所で購入することが可能であるスノボー板ですが、あえて複数の実店舗を回ることはオススメします。
実店舗にいくメリットはやはりスタッフからアドバイスをもらえるという点です。
様々な店で話を聞くことでより自分に合った板を見つけられますし、スノボーのコツなどを聞けることもあります。なにより、スノボーをこれから楽しもうというモチベーションにもつながります。
ネット通販も便利で比較的安価に購入することができるのですが、初心者が自分にあった製品を見つけるのは少し難易度が高いため、慣れないうちは専門店にいくことが無難だと思います。
レンタルor購入どっちがおすすめ?
料金編
レンタル料金(板+ブーツ)→3000~5500円
購入(板のみ)→20000~30000円
(ブーツ)→10000~20000円
上記はだいたいの相場となります。また、ツアーで申し込んだ場合、レンタル料金が割引となりお得にスノボーを楽しめちゃいます。
中にはツアー料金+500円で板とブーツを借りられるところも!
行く回数によって、どちらがお得になるかは変動するのでだいたいの参考にしてみてください。
それぞれのメリット
・色々な種類のものを実際に試せる
・荷物が減る→私的にはこれが一番重要です(笑)
・自身に合ったものや好きな色を選べる
・スノボーがより楽しくなる
それぞれのデメリット
・状態の悪いものを提供される場合あり(格安のときは特に要注意)
→違和感があったらすぐに、レンタルしたお店に行き、交換を申し出ましょう。(粗悪品で滑ろうとしても楽しめません!)
・自分に合ったボードが見つけられないことがある
・荷物が増える
・家での置き場所が必要になる
・メンテナンスが必要になる
おすすめの人
・シーズンに2~3回しか行かない人
・面倒くさがりの人
・スノボーに頻繁に行く人
・道具にこだわりがある人
ぜひ上記の内容を参考にしてみてください。
余談ですが、個人的には板とブーツ以外のウェアや小物(ゴーグル、手袋、帽子)は事前に購入しておくことをおすすめします。
レンタル用のウェアや小物は自分の好みのものがない可能性があり、また、安いものであれば、トータル15,000円程度で揃えられるので行く回数によってはレンタルよりお得に済ませられると思います。
スノボー板の選び方はどうすべき?【まとめ】
スノボーの板は最低でも2万円ほどするもので決して安い買い物ではないですし、自分に合っている板を使っているかどうかで滑りやすさがかなり変化します。
その結果、スノボーで味わえる楽しさも変わってきてしてしまいます。
そのため、まずはレンタルで色々試しながら、どんな板が合っているかはもちろん、スノボー自体を楽しんでいけるかなど基本的ところから確認することが大切です。
だらだらと小難しいことを書いてしまいましたが、最初に少しだけ悩んでおくだけで、スノボーがより楽しめるということが伝わればうれしいです。
ここまで読んだいただき、ありがとうございました。