みなさん、夏のお祭りでよく見かける屋台といえばなんですか?
その中に、金魚すくいが思い浮かぶ方も多いはずです。
小さいお子さんがいるご家庭では、特にやりたい!!と子どもたちから言われるのではないでしょうか?
筆者も一度はやったことがあるくらいです。(取れたかどうかは別ですが)
さまざまな模様のついた金魚がいると思いますが、すくった金魚の中には違う魚が混じっていることがあるのをご存知ですか?
大事に育てていたら、なんだか大きくなって、それが実は鯉だった!ということがあるんだそうです。
なぜ、金魚すくいに鯉がいるのでしょうか?
今回は、金魚すくいで違う魚がいる理由や見分け方についてご紹介していきます!
金魚の種類
そもそも金魚とは、「ふな」の突然変異を観賞用に交配したもので、コイ科ふな属の淡水魚です。
金魚の種類は一種類ではないのです。
・琉金
・出目金
・コメット
・水泡眼
・オランダ獅子頭
・らんちゅう
・丹頂
・MIX
意外にたくさんの種類があってびっくりですね。
和金は、オレンジ色をした金魚。
琉金は、ちょっとずんぐりとした金魚。
出目金は、黒色の目が飛び出ているのが特徴です。
このあたりが特に金魚すくいでみられるのではないでしょうか。
金魚の中で一番安価だそうです。
金魚すくいで、それ以外の金魚がいたらお目にかかってみたいですね!
金魚ではなくて、鯉だった!その見分け方はあるの?
先ほどお話ししましたが、金魚は、コイ科ふな属の淡水魚です。
鯉はというと、コイ科コイ属の淡水魚に分けられます。
見分け方の特徴の一つが、「口元にヒゲがあるかないか」です。
金魚には、ヒゲがありません。
稚魚だとわかりにくいようですが、よくみると2本ヒゲが生えているようです。
また、金魚と鯉の大きさにも違いがあります。
金魚:数㎝〜30㎝ほど 体型のバリエーションがあり、やや小ぶり
鯉:40㎝〜80㎝ 太く胴長の体型で金魚より大ぶり
「金魚を育てていたら鯉だった」と勘違いしそうですが、そもそも金魚と鯉はまったくの別の魚だということがわかります。
もし鯉だったら育てるにはどうしたらいいの?
金魚だと思っていたら鯉だった場合、飼育はどのようにしたら良いのでしょうか?
金魚と鯉の共通点として、淡水魚であること、草食系の餌を好むことから、同じ水槽で育ててあげても大丈夫です。
しかし、鯉は金魚とちがって、どんどん大きく成長します。
ずっと同じ水槽とはいかないので、大きめの水槽を用意しましょう。
金魚と一緒におおきな水槽でも、鯉はあまり喧嘩をしないようですが、小さな金魚を間違えて餌だと思ってしまうことがあるので、なるべく環境をわけてあげるようにしてください。
お互いの成長環境にも配慮して育ててあげましょう!
金魚すくいで実は鯉だった【まとめ】
みなさんいかがでしたでしょうか?
金魚が一種類だけではなかったことや鯉が混じっている場合があることがわかりました。
観賞用の魚としてどちらも有名ですが、それぞれ違った見た目や共通点があります。
金魚すくいで、金魚だと思って持ち帰ってみたら、鯉だったなんて気づいたら驚きますよね。
もし、鯉だった場合でも大切に育ててほしいなと思います。
確かに、すぐに大きくなり飼育が大変になるかと思います。
そのために大きな水槽を用意したり、飼育道具を準備するのも大変ですよね。
どんな生き物であれ、飼い始めたら最後まで責任を持って面倒をみてあげてください。
育てているうちに愛着も湧いてくるものです。
金魚すくいをするときは、鯉だと見分けるコツは、ヒゲがあるかないかですよ!
鯉だった!と驚かないためにも、じっくり顔をみて判断してみてくださいね!