スイカ割りは、子どもから大人まで一緒に遊べる人気のイベントですよね。
幼少期に子ども会のスイカ割り大会に参加し、楽しんだ方も多いのではないでしょうか。
割ったスイカを食べれば水分補給にもなるので、夏にもってこいのゲームです。
しかし、どこでやってもいいわけではありません。
一番メジャーなのは砂浜だと思いますが、他にできる場所はあるのでしょうか?
「あまり遠出はしたくないな〜」と思って探してみると、近場でできそうな場所もありました!
スイカ割りができる場所、やってはいけない場所や注意点もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
スイカ割りができる場所で最適なのは「砂浜」か「芝生の広場」
スイカ割りの公式ルールをつくった、日本すいか割り推進協会によると、「砂浜」か「芝生の広場」がベストだそうです。
ある程度の広さがあり、障害物がなく、万が一転倒してもケガをしにくいからだと思います。
スイカ割りは目隠しをしますが、目を閉じると立っているだけでフラフラしませんか?
人間は、ほぼ目からの情報で生活しています。
視界を遮断すると、慣れない状況でバランスがとれなくなったり、余計な力が入りフラついてしまうんです。
固いコンクリートで転倒すると、大ケガをする場合もあります。
砂浜以外の海岸も、石や砂利が多い場所で目隠しをすれば、足場が安定せずに危ないです。
安全に楽しむために、砂浜や芝生が選ばれたのでしょうね。
近場でスイカ割りができる場所
最適なのは砂浜か芝生の広場ですが、その他にもスイカ割りができる場所はあります。
公園、公民館、学校の校庭、キャンプ場、バーベキュー会場、自宅の庭やガレージなど、身近なところでもできそうです。
それぞれの注意点もあるので、詳しくご紹介いたします。
大勢で集まるなら公園や公民館、学校の校庭も
一番身近にある広いスペースですね。
公園で禁止している場所はあまり無いですが、心配なら問い合わせてみましょう。
公民館は、スケジュールが空いていれば、場所を貸してくれることもあります。
ただし、公民館では年間を通してさまざまなイベントが行われているので、催し物が多い公民館では難しいかもしれません。
放課後や休日の校庭を開放している小学校も、事前に電話などで確認すれば、許可してもらえる場合があります。
実際に私が幼少期のころの子ども会では、近所の小学校の校庭でスイカ割り大会をしました。
「学校」で「スイカ割り」という非日常な特別感があり、子どもながらにワクワクした記憶があります。
スイカが飛び散って地面や遊具を汚さないように、大きめのシートを敷くのがベストです。
ラクに楽しみたいならキャンプ場やバーベキュー会場
キャンプ場やバーベキュー会場では、スイカ割りセットを提供してくれるところもあります。
スイカと道具を自分で用意する必要がないので、手ぶらで気軽に楽しめます。
スイカを切り分ける包丁や、食器や塩までセット内容に含まれている場合もあり、かなり便利です。
道具だけの貸し出しだったり、予約が必要なところもあるので、事前にホームページで確認しましょう。
家族で楽しむなら自宅も可能
家族だけなら、自宅の庭やガレージでも行えます。
スペースに限りがあると思いますが、スイカから半径5mほどスペースを確保できれば、省エネ版スイカ割りができます。
車や自転車、置いてある荷物に棒があたらないように、十分注意してください。
スイカ割りをするために、車などを道路に出すのはダメですよ!
小スペースで行う場合は、シートを敷くより、スイカをビニール袋などに入れるのがおすすめです。
勢いよくスイカが割れても周りに飛び散らず、片付けがラクにできます。
スイカの汁は放置するとベタベタになりますし、虫も寄ってくるので、しっかり対策しましょう。
ただし、スイカや子どもが車道に飛び出さないように注意してください。
敷地と車道の間にサクや門が無い場合は、目をつむって回転する「ぐるぐるバット」は禁止です。
スイカが安定しない場合は、タオルを輪っかのように置き、その輪にスイカをはめるように置くと安定します。
車道を背にして道路側に行かないようにして、必ず大人が見守っている状態で行ってください。
スイカ割りをやってはいけない場所
スイカ割りができる場所を紹介してきましたが、やってはいけない場所もあります。
最適とされる砂浜や広場であっても、人が多い場合はやめましょう。
棒や割れたスイカがあたれば、トラブルを招く原因になります。
人気の海岸は混雑していることが多いので、スイカ割りを予定しているなら、避けた方がいいでしょう。
石が多くて足場が悪い河原や、地面が坂になっている所も、転倒の恐れがあるのでNGです。
少しの坂でも、目隠しした状態では転倒しやすいので、必ず平らな場所を選びましょう。
そして一番やってはいけない場所は「道路」です。
住宅街の中にある細い道路は、車通りも少ないので遊んでいる子どももいますが、とても危険です。
当然ですが、車が来ない保証はないですし、徐行せずに飛ばしてくる車もいます。
ましてやスイカ割りなんてしてたら、すぐに片付けられず、通行の邪魔になります。
歩行者や自転車の方にとっても、かなりの迷惑行為になり、ご近所トラブルの原因になりかねません。
私道も同様です。
進入禁止の看板がなければ、知らずに入ってくる可能性があります。
「いつも大丈夫だから、今回も大丈夫」という油断が事故につながるので、道路では絶対にやらないでください。
スイカ割りができる場所はどんなトコ?【まとめ】
スイカ割りができる場所は、広いスペースが確保できるところです。
最適なのは、砂浜や芝生の広場ですが、公園や学校の校庭でもできます。
キャンプ場やバーベキュー会場でスイカ割りセットを用意してもらえれば、手ぶらで現地に行けるので便利です。
自宅でもできますが、車道に出ないように、必ず大人が目を離さないようにしてください。
道路でやるのは厳禁です。
事故やトラブルを招かないためにも、スイカ割りに適した場所を選んで、安全に楽しんでください!