国内最大級の野外ロックフェスとして知られるフジロック・フェスティバル!
音楽を通して問答無用で盛り上がれる、夏の風物詩的なイベントですが…自然の中で行われることもあって、しっかり事前準備をしてトラブル回避に努めることもフェスを十二分に楽しむためのポイントとなってきます。
はい、今回は「フジロックに初心者の女子が行く場合の服装・持ち物」をテーマに記事をお送りしていきたいと思います!
何に気をつけて服装や持ち物を選べば良いのか、用意しておくと心強い便利グッズにはどういったものがあるのか…などを一挙にご紹介してまいります。
フジロック初心者の方にとっては特に役立つ情報ばかりですので、ぜひとも最後までお付き合いくださいね!
そもそも…フジロック・フェスティバルってどんなイベント?
まずは簡単にフジロックが一体どのようなイベントなのかを確認しておきましょう。
フジロックは、1997年に誕生した日本初のロックフェス。
自然と音楽の共生をテーマに掲げ…1999年以降は毎年、新潟県湯沢町の苗場スキー場を会場として開催されている、世界でも有数の大規模な音楽フェスとなっています。
ア*トラクションや出店、その他の取り組みも手伝って、参加者や応援者の想いに応える形で成長を続けてきたフジロック。
「音楽好き」というコンセンサスのもと集まったメンバー全員で、心地良い空間を共有し盛り上がれる、夏定番のイベントです。
大きなステージや素晴らしいライヴの数々だけでなく、ハイレベルな露店の食べ物や近隣の温泉施設などなど、楽しみ方が幅広いのも魅力的ですね。
楽しいイベントであることは分かりましたね。
それでは…当該フェスに参加したことのない女子が、服装や持ち物などの準備をする上で気をつけたい点とはどういった部分なのでしょう。次の項目で見ていきますよ!
フジロックに初心者の女子が行く場合…服装・持ち物を決める上での注意点!
それでは早速…フジロックの特徴に合わせて、女子が服装や持ち物を決めるにあたって気をつけたいポイントを確認しつつ、推奨される種類などをご紹介してまいりますね。
まず、注意点として重要なのはズバリ「山の自然豊かな場所で開催されるイベントであること」…ここを意識して準備するというところですね。
具体的には…。
- 雨が降ること、を前提として
- 動きやすさ、疲れにくさを考慮し
- 日焼けや虫刺されに注意しながら
- 昼夜の寒暖差があることを忘れない
上記の条件を押さえつつ、チョイスしてやれば良いということですね。
番号順に、対策方法や適切な装備・服装を見ていきましょう。
雨対策をしっかりすること
山の中はもちろん、山の近くでも天気は変わりやすいものです。フジロック参加者の話を聞いてみると、やはり結構な高確率で雨に見舞われるのだとか。
会場内は傘を禁止するルールがあるので、折り畳み傘が使えるのは会場外まで。
つまり他に体を覆う防水グッズを用意する必要があります。
天気予報や当日の服装とも相談の上で…着脱便利な「ポンチョ」にするか、がっつり雨を防ぐ「レインスーツ」にするか、防水性の「ウインドブレーカー」を羽織るか等を選択すると良いでしょう。
雨に伴って当然足もとも悪くなるので、靴も雨を想定したものを用意するのがベスト。
具体的には「長靴」や「耐水性能の高いトレッキングシューズ」などですね。
今はデザイン性も高く、足場の悪さや雨に対応したアウトドア用品も多いので…おしゃれな女子もアイテム選びがしやすいと思います。
動きやすく、疲れにくい服装にすること
もともと山道は歩きにくく疲れがたまりやすいもの。
ことフジロックにおいてはステージ間の道のりが長いこともあり…目当てのアーティストを複数観ようと動き回る場合は特に、足への負担が大きくなります。
動きやすさで重要なのは、当然下半身装備ですね。ベーシックなスタイルは「ショートパンツ」。
そして疲れにくさは靴の存在が大きいです。
デコボコ道で底の弱い足装備はとにかく疲れやすいので、長靴の場合は特に「中敷きを用意する」、「折り畳み長靴と歩きやすい靴を使い分ける」などの対策を検討しましょう。
また、個人的にぜひ言っておきたいのが「リュック」について。両手の空くリュック・バックパックはフェスなどのイベント時に便利なので利用者も多いことと思いますが…使い方を工夫することで疲れにくくすることが可能です。
具体的には中身の配置に注意すること。「背中に固いものが当たらないように」「重心を高めに」物を詰めるだけで全然違いますよ。疲れにくく、かつ重さが軽減されるのでぜひお試しくださいね。
日焼け対策、虫刺され対策をすること
繰り返しになりますが、自然の中での夏のイベントですので…日焼け・熱中症対策及び虫対策は必須です。
日よけに重要なアイテムは「帽子」、加えて「サングラス」があれば便利といったところ。虫対策には「スパッツ・レギンス」の着用や、「虫よけスプレー」等の準備をすることが大切ですね。
夏のフェスらしい涼しげな恰好でおしゃれに決めたい!という初心者女子にとっては悩ましいところかもしれませんが…。肌見せの多い装いだと虫・日焼けに弱く、着脱しづらい服装では雨に弱い、ここを頭に入れて準備を進められるなら、タンクトップでもワンピースでも、フェスの雰囲気を重視したコーデが出来ると思いますよ。
昼夜の寒暖差に気をつけること
最後のこちらは要するに、昼は暑く夜は寒いということです。
暑さの対策としては、「速乾性のある衣類」を積極的に身に付けること、あるいは「着替え」を用意すること。
熱中症対策として、現地でしっかり水分補給をすることも大事です。
寒さの対策としては「上着」を用意するのが基本。雨が降ると特に防寒対策が重要になってきます。
種類は風雨に強いジャケットでも暖かいカーディガンでも構いませんが、かさばらないものを選ぶと持ち運びに便利になりますよ。また防寒用アイテムで個人的におすすめなのは、多用途に使える「大き目のストール」です。
以上となります!
フジロックで活躍する、おすすめの便利グッズは?
ここまでは、服装や持ち物を選ぶ上で気をつけたい点を中心に挙げてきましたが…こちらではその補足も兼ねて、「あるとおすすめの便利グッズ」をご紹介してまいりますね。
折り畳み式の椅子
フジロックにおいて、おすすめ…というより無いと不便、というレベルでたくさんの方に支持されている便利グッズが「折り畳み式の椅子」。
長時間歩くのになかなか腰を落ち着けるタイミングがない、ましてや雨で足場が悪くなることの多い野外イベントとなると、その重要性は言うまでもありませんね。背もたれの有無や耐荷重性、重さなどで選び、自身に合うものを用意しておきましょう。
足の疲れ、日焼け等のケアグッズ
疲れにくい服装をしても、日焼け対策をしても体はダメージを受けますので…ケアグッズの用意があれば心強いです。
例えば私は、山に限らずたくさん歩く場合は「湿布」を必ず携帯しています。
フジロックへ泊まりで行くという初心者女子の場合、日焼け直後の摩擦に弱い肌のケアに「保温パック」などがあると便利ですよ。
防水グッズ
情報サイトにて、事前に靴やリュックに「防水用のスプレー」を使うという意見もありました。確かに万全を期すべく、服装以外の面からも雨対策をした方が良いと思われます。
細かいところでは「ビニール袋」や「ジップロック」で道具を雨濡れから守ったり、スニーカーに100円ショップで買える「ビニール製の雨除け」を装着したり…。
また、防水の「首掛けのスマホケース」や「ペットボトルホルダー」のように、両手の自由を制限しない便利グッズは、雨天時の活動しにくさの軽減にもなりおすすめです。
以上となります!
まとめ
今回は「フジロックに初心者女子が行く場合の服装・持ち物」をテーマに、注意点や便利グッズ等のご案内をしてまいりましたが、いかがでしたか。
私自身、適当な装備で山道を歩いて失敗した経験から、服装や持ち物の重要さは身に沁みています。無謀なスタイルで大自然に挑むのもある意味ロックですが、素直にしっかり準備を整えてフェスに臨まれた方が良いと言えるでしょう。
それでは…今回の記事を参考にしていただいて、皆様が心からイベントを楽しんで過ごせますよう願っております!