暑い夏の海水浴場、ドリンクなどを冷たいまま保管できるクーラーボックスは便利ですよね。
出かける当日の朝にドリンクを入れて、保冷剤もいれて、準備万端いざ出発!
海水浴を楽しみつつ休憩タイムにクーラーボックスを開けたら、思いのほか保冷剤が溶けてぬるくなってる…なんてことありませんか?
もしかすると、効率の悪い使い方をしているせいかもしれません!
それならばと保冷剤をたくさん入れれば、荷物を入れるスペースが減ってしまいますよね。
今回は、なるべく長く冷たさをキープさせる方法や、海水浴におすすめの中身をご紹介いたします。
海水浴のクーラーボックスは用途に合わせて選ぶ
クーラーボックスには、ハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプは衝撃に強いので、中身がつぶれる心配はありません。
密閉性も優れているので、長く保冷させることができます。
より耐久性の高いものならイス代わりにもなるので海水浴のみならず、さまざまなレジャーで活躍します。
ソフトタイプは、ハードタイプにくらべ密閉性は劣りますが、折りたためばコンパクトになり軽いので、持ち運びに便利です。
BBQの食材など、すぐに使ってしまうものを入れれば、帰りはたたんで持ち帰れますし、家に保管しておくときも場所をとりません。
どちらも中身をたくさん入れると重くて持ち歩くのはたいへんですが、キャリーケースのようにキャスター付きで移動が楽なものもあります。
海水浴では長時間外にいると思うので、ハードタイプがおすすめです。
サイズはペットボトルや缶が何本入るかを目安にするといいでしょう。
ちょっとの工夫で効果絶大!
クーラーボックス内の冷たさを保つには、事前準備が大切です。
冷蔵庫やエアコンも、初めの冷やす動作が一番電力を消費しますよね。
クーラーボックスも同様で、常温から冷やす段階で保冷剤はある程度溶けてしまいます。
前日に保冷剤を入れてあらかじめ中を冷やしておくことで、当日に保冷剤が溶けづらくなり、長く保冷時間をキープできます。
中に入れるドリンクなども、前日から冷蔵庫で冷やしておけば、より効果的です。
大は小を兼ねるといいますが、クーラーボックスの場合は、中に余分なスペースを作らないのがベスト。
フタを開けたとき、空いたスペース分の冷気が逃げてしまい、ぬるくなった分を冷やそうと保冷剤は溶けていきます。
十分な荷物をつめてもスペースや隙間ができる場合は、小さい保冷剤や氷で埋めてしまいましょう。
隙間がなくても開ければ冷気は逃げるので、開閉の回数をなるべく減らすのも重要です。
中身をすばやく取り出せるように、あらかじめクーラーボックスの中身を写真に撮っておき、どこに何が入っているか把握できるようにしておくのもおすすめです。
断熱効果のあるクーラーボックスでも、直射日光を浴びていれば、だんだん中の温度も上がっていきます。
テントの中などの日陰に置くようにしましょう。
地面に直接置くと地熱の影響も受けるので、台の上に置くか、断熱シートを敷くとよいです。
保冷剤をうまく使って保冷効果アップ
保冷剤にもハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプは溶けにくいですが、凍らせるのに数日かかるものもあるので、しっかり確認してから使いましょう。
ソフトタイプは前日の夜に冷凍庫に入れておけば朝には凍ってますが、溶けるのも早いです。
アルミホイルを巻くことで、保冷効果を長持ちさせることができます。
冷気は下に溜まるので、ドリンクなどの上に保冷剤を置くと、クーラーボックス内をまんべんなく冷やせます。
溶けにくいハードタイプを上に置いて、小さいソフトタイプの保冷剤や氷を隙間に埋めていくといいでしょう。
凍らせたペットボトルでも代用できますが、冷凍が推奨されていないタイプもあるので、ラベルの注意事項をよく読んでから使用してください。
おすすめの海水浴おやつ
クーラーボックスにはドリンクをメインに入れると思いますが、小腹がすいたときのために、つまめるものも欲しいですよね。
食べたいものを入れるのも良いですが、私のおすすめは「梅干し」「ゆで卵」「シリアルバー」です。
梅干しに含まれるクエン酸は疲労回復効果があるので、泳ぎ疲れた体にピッタリです。
私は夏バテ対策のために、夏は毎朝ひと粒の梅干しを食べています。
甘めの梅干しではなく、すっぱい本気の梅干しをチビチビかじりながら水をたくさん飲みます。
その結果、朝から気温30℃超えでも夏バテすることなく、心も体も元気なまま酷暑の夏を乗り切れました!
個人差はあるでしょうが試して損はないので、ぜひ海水浴での疲労回復に食べてみてください。
ゆで卵は冷えても美味しいですし、食べごたえがあって腹持ちがいいので、クーラーボックスに入れるおやつに向いてます。
シリアルバーも普段からおやつで食べている方もいるでしょうが、チョコやキャラメルが溶けると食べづらいですよね。
クーラーボックスに入れておけば溶けませんし、ドリンクの隙間に入れればスペースも埋められて一石二鳥です。
海水浴でクーラーボックスを最大限に効率よく使う方法!【まとめ】
クーラーボックスを効率よく使うためには工夫が必要。
海水浴前日にクーラーボックス内と、中に入れるものを冷やせば、当日に保冷剤が溶けづらくなります。
中身をいっぱいにし、開閉の回数を最小限におさえて、冷気が逃げるのを防ぎましょう。
海水浴での使い方を話しましたが、災害時でも役立ちます。
とくに夏は食中毒が怖い季節。
臨時の冷蔵庫として使えるので、ひとつ持っておくと安心です。
色や形もさまざまなものが販売されているので、お気に入りのクーラーボックスも見つかると思います。
好きなステッカーを張って自分好みにカスタマイズするのも楽しいですよ。
海水浴のたのもしい相棒として、ぜひ活用してみてください!