海水浴で波の高さはどれくらいが危険?分かりやすく解説!

スポンサーリンク

海水浴は子供から大人まで楽しめる夏の定番イベントで、特別に難しいアクティビティーだ、という印象は無いですよね。

身近なイベントだからこそ、海で楽しい時間を過ごすためには十分な安全対策が必要です。

そこで知っておきたいのが、波の高さに影響を受ける海水浴の危険度です。

海水浴に行くとき、天気予報で晴天や雨天を気にする人は多いと思いますが、波の高さも予報を見ればちゃんとチェックできますよ!

この記事では、波の高さとその危険度、予報の見方などについて分かりやすく解説していきます。

海水浴の安全についてしっかり学びましょう!

スポンサーリンク

目次

海水浴では波の高さをネットでチェックしておこう!

波の高さも陸の天気と同じように、ネットなどで簡単に調べることができますよ!

気象庁や民間のサイトなどで予報が発表されています。

エリアごとに波の高さが何mであるとか、風速、天候なども一緒に掲載されるので行く予定の海水浴場に一番近い地点の予報をチェックするようにしましょう。

波の高さ予報の見方と危険度の判断は?

天気だけでなく波の予報も簡単に調べられるということが分かっていただけたと思います。

でも、実際に予報を見てみると、1.5mのち2mだとか、うねりを伴う、だとか聞きなれない言葉が並んでいます。

これじゃあ、安全なのか危険なのかイマイチわからん!となってしまいますよね。

そこで、気象庁や海上保安庁のサイトで調べた内容を分かりやすく解説してみました!

*波の高さの目安

海上保安庁の資料では以下のように階級分けされていましたよ!

(1)0m:鏡のようになめらかである

(2)0~0.1m:さざ波がある

(3)0.1~0.5m:なめらか、小波がある

(4)0.5~1.25m:やや波がある

(5)1.25m~2.5m:かなり波がある

(6)2.5~4m:波がやや高い

(7)4~6m:波がかなり高い

メートル表記だけよりも、海の状態が少し分かりやすくなったと思います。

海水浴に行くときに判断の境目となるのは、波が1m以上あたりでしょうか。

遊泳禁止は波の高さだけでなく、風の強さや天気などから判断されますが、波が1m以上あるかどうかを目安にしている海水浴場は多いようです。

もちろん、海水浴場の地形によって波の高さと体感は変わりますので、予報だけでなく当日の波の様子をよく観察する必要もありそうです。

*「うねり」というワードは危険!

うねりとは、遠くにある台風や低気圧などが作った特殊な波です。

遠くからずっと余波として伝わり、海水浴場付近にも到着します。

・一見晴れて穏やかな海にも潜んでいて、見た目ではわからない。

・浅いところにうねりが来ると急に高い波で襲ってくる。

・状況によっては小型船を転覆させる力を持っている。

このような特徴を持っていて、とても危険度が高いです。

波の予報を見るときには、うねりという表記がないかどうか必ずチェックしましょう。

*満潮干潮の時間もチェック!

波の予報には毎日の満潮と干潮の時間も記載されています。

満潮は海が一番深くなる時で、波打ち際が一番陸に近づきます。

干潮はその逆で、波が引いて遠浅になります。

海水浴に行く時間帯の海が、どういう状態なのか頭に入れておきましょう。

知っておきたい海水浴場の旗の色

ライフセーバーや監視員が配置されているような海水浴場では、海の危険度を知らせるために3色の旗を掲げていることがあります。

・青:穏やかな海なので泳げます

・黄:泳ぐには注意が必要

・赤:泳いじゃダメ!遊泳禁止

赤の遊泳禁止は海に入ってはいけません!

例え天気が良くても、見た目が穏やかそうでも、遊泳禁止と判断されている場合は見た目ではわからない危険がそこにあるからです。

海の状況は刻々と変わっていきますので、海水浴の途中で遊泳禁止になってしまったりすることも珍しくありません。

ライフセーバーや監視員の指示には速やかに従いましょう。

安全に泳ぐには

安全管理されている海水浴場でも、最大に大事なのはひとりひとりの心掛けです。

*看板を無視しない!

遊泳禁止や注意喚起の看板が立てられているエリアがあることもあります。

看板付近は、なんなら人も少なくて泳ぎやすそうですが、そういった看板は絶対に無視してはいけません!

現地の地形や特殊な波などによる危険が潜んでいたり、過去に事故が起こった場所であるからです。

*テトラポット、桟橋、岩場などには近づかない!

こういったものは冒険心から近づきたくなるかもしれません。

実は、人工物付近や岩場などは恐ろしい離岸流が発生しやすい場所です。

離岸流とは、水泳のオリンピック選手でも溺れてしまうほどの強い流れで、人が入ってしまうとあっという間に沖に流されてしまいます。

子供などは特にそういった構造物まで冒険してみようと考えるかもしれません。

海水浴が始まる前に、行ってはいけない場所を明確に教えておきましょう。

*子供には事前に安全教育をしよう

海はとても危険な場所であることを子供も大人も強く意識しておきましょう。

安全対策には、やり過ぎ、ということはありません。

我が家で行った海水浴場でも、ライフジャケットを着用して遊んでいる親子もいました。

子供に教えるときも単純に、遠くに行っちゃダメ、一人ではダメ、と教えるのではなく、テトラポットの近くには見えない波があって危険、オリンピック選手でも溺れるから危険、と具体的な理由やエピソードと一緒に教えるようにしましょう。

海水浴の波の高さについて【まとめ】

波の高さはネットで簡単に調べられる!海水浴では天気だけでなく波の高さも予報でチェックしておこう。

波の高さは1m以上あたりが危険度判断の境目!

「うねり」は危険ワード!予報にうねりという言葉がないか必ずチェックしよう。

海水浴では夢中に遊ぶだけじゃなく、監視員さんが掲げる旗にも注目して!

覚えておこう海水浴場の旗は3色、青:泳げる、黄:要注意、赤:泳いじゃダメ!

人工物や岩場の近くには、恐ろしい離岸流があって溺れてしまうこともある!近づいちゃダメ!

最大の安全策はひとりひとりの心掛けです!大人も子供も海水浴に出発する前に安全知識を身に着けておきましょう!

スポンサーリンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次