簡単、時短で設営できる人気のワンポールテントですが、基本的に風には強いですが、前室が無いため、雨の侵入を受けやすい構造です。
ワンポールテントにも入り口前に簡単な日差しができる物もありますが、雨天時にテントの入り口から外に出ようとする時にびしょ濡れになってしまったキャンパーを見かけた事があります。
今回はワンポールテントの雨対策について、基本からアレンジまで解説していきます。
ワンポールテントの雨対策の方法は?タープの張り方で雨対策
ワンポールテントの雨対策においてタープの張り方のアレンジは必須です。
キャンプ場では色々なタープのアレンジを見かけます。
実際にキャンプ場で見て学ぶことができます。
その中でもよく見かけるタープの雨対策アレンジを解説していきます。
*ワンポールテントにタープを連結する
ワンポールテントの雨対策として、一番オーソドックスなスタイルです。
メーカーによってはワンポールテントとタープがセットになっている物もあります。
方法としてはワンポールテントの先端に連結する方法や、入り口と接するようにタープを設営する方法もあります。
タープが玄関と前室代わりになるので雨対策になります。
ミニタープのサイズでも十分に機能します。
サイズの大きいタープだと、リビング代わりになったりもします。
*ワンポールテントに被さるようにタープを設営する
ワンポールテントの雨対策として、テントの真上に被さるようにタープを設営する方法があります。
過保護張りとも呼ばれたりしていますが、雨対策だけでなく、テントの風対策にもなります。
実際テントが汚れにくくなるので気にする人には一石二鳥の方法です。
紹介した方法は、キャンプ場でよく見かけるタープの張り方ですが、サイトの場所により風向きを考慮してテントとタープを設営すると、より効果を得られます。
ワンポールテントの雨対策の方法は?天候が悪い日はキャンプ場内の木を雨風避けにする
ワンポールテントの雨対策。
これは実体験を元に解説します。
湖のほとりのキャンプ場を利用した日が雨予報でした。
湖のほとりのキャンプ場は風の影響かなり受けます。
他のキャンパーが、風の影響でテントやタープの設営に苦戦していました。
このキャンプ場はフリーサイトなのですが、設営場所を探している最中に、4〜5本の太めの松の木に囲まれている場所を発見しました。
湖畔よりの場所なのですが風の影響が少ない場所でした。
早速テントを設営したのですが、木の葉のおかげで雨も少ししのげました。
このように自然を利用した雨対策もあるのです。
区間サイトのキャンプ場では難しい所もありますが、頭に入れておくといいでしょう。
ワンポールテントの雨対策の方法は?グランドシートは雨対策に必須
ワンポールテントに限った事では無いですが、テントのグランドシートがあるかないかでは雨対策として大きい差がでます。
テントの汚れ防止や地面の冷えを逃すだけでなく、地面からの雨の侵入を防ぎます。
テントとセットになっている物や別売の物もあります。
値段が高ければ、ホームセンターで売っているブルーシートでも代用できます。ぜひ揃えておきましょう。
ワンポールテントの雨対策の方法は?車を利用する
オートキャンプ場では車のバックドアを利用する方法もあります。
バックドアを開けて、ワンポールテントの入り口の屋根代わりにする方法です。
バックドアのサイドにもミニタープやブルーシートで覆うとより雨対策になります。
見た目は少しカッコ悪いですが、急な雨の応急処置にもなります。
ワンポールテントの雨対策の方法は?【まとめ】
ワンポールテントの雨対策として、比較的に分かりやすい方法を厳選して解説しましたがお役に立ちましたでしょうか?
道具だけではなく自然を利用した方法もあるのです。
基本の知識があれば、アレンジの幅は広がります。
あなただけのアレンジを考えましょう。
それも含めて楽しむのがキャンプのいい所ですね。