ねぶた祭りは、青森県の夏の風物詩です。
巨大なねぶたが街中を練り歩き、迫力ある姿を見せてくれます。
ねぶた祭りは、毎年8月2日から7日まで開催されますが、ねぶたを見るにはどこがいいのでしょうか?
この記事では、ねぶたをどこで見るのがおすすめなのか、無料で利用できる観覧席の情報をお伝えします。
ねぶたをどこで見るのがベスト?
ねぶた祭りのコースは、青森市の中心部をぐるっと回るように設定されています。
ねぶたは、午後7時から午後9時まで、約3.1キロメートルのコースを約2時間かけて移動します。
ねぶたの数は、大型ねぶたが約20台、小型ねぶたが約10台あります。
ねぶたの大きさは、大型ねぶたが高さ約5メートル、幅約9メートル、重さ約4トン、小型ねぶたが高さ約2.5メートル、幅約4メートル、重さ約0.5トンです。
ねぶたのテーマは、歴史や神話、動物など様々ですが、どれも色鮮やかで美しいです。
ねぶたを見るには、コース沿いのどこでも見ることができますが、特におすすめなのは、以下の3か所です。
*青森市役所前
*青森市民会館前
これらの場所は、ねぶたの出発点や折り返し点になっているので、ねぶたが停止したり、方向転換したりするときに、じっくりと見ることができます。
また、ねぶたの出発点や折り返し点では、ねぶたの顔を動かしたり、ねぶたに向かって「ラッセラー」と掛け声をかけたりする「ねぶたの目覚め」という儀式が行われます。
これは、ねぶたに魂を吹き込むという意味があり、とても迫力があります。
ねぶたの目覚めは、午後6時半から始まりますので、ぜひ早めに現地に行って見てください。
無料で利用できる観覧席はあるの?
ねぶた祭りは、毎年約300万人の観客が訪れる大人気のイベントです。
そのため、ねぶたを見るには、早めに場所を確保する必要があります。
しかし、場所取りは大変なだけでなく、ねぶたの通り道に座ったり、荷物を置いたりすることは禁止されています。
また、ねぶた祭りの期間中は、コース沿いの道路は交通規制がかかりますので、車で行くこともできません。
そこで、おすすめなのが、無料で利用できる観覧席です。
観覧席は、青森市が主催するものと、民間が主催するものがあります。
青森市が主催する観覧席は、以下の2か所にあります。
*青森市役所前
これらの観覧席は、ねぶたの目覚めが行われる場所に設置されているので、ねぶたを間近で見ることができます。
ただし、観覧席の数は限られており、先着順で入場できます。
観覧席の開場時間は、午後5時からですが、午後4時半には列ができ始めますので、早めに並ぶことが必要です。
また、観覧席には、荷物を置くスペースがありませんので、手荷物は最小限にしてください。
民間が主催する観覧席は、以下の3か所にあります。
*青森市文化会館前
*青森市中央公園前
これらの観覧席は、有料の観覧席と同じ場所に設置されていますが、一部の席が無料で開放されています。
無料の観覧席は、午後6時から入場できますが、先着順でなく、抽選で決まります。
抽選券は、午後5時から配布されますので、その時間に現地に行ってください。
また、抽選券は、1人1枚しかもらえませんので、グループで行く場合は、全員で並ぶ必要があります。
ねぶた祭りはどこで見る?【まとめ】
ねぶた祭りは、青森県の夏の風物詩です。
ねぶたを見るには、コース沿いのどこでも見ることができますが、特におすすめなのは、ねぶたの出発点や折り返し点になっている場所です。
また、無料で利用できる観覧席もありますので、ぜひ活用してください。
ねぶた祭りは、日本の伝統文化を感じることができる素晴らしいイベントです。
ねぶたの迫力と美しさに魅了されてください。