最近、人気のあるワンポールテントですが、設営後にテントが倒れることに遭遇するキャンパーもいますよね。
とくに初心者は、テントが倒れたらどうすればよいか慌ててしまうこともあり得ます。
そんな経験するとキャンプが嫌になってしまい兼ねません。
そんな最悪の状況にならないためにも、この記事では、
という疑問について、詳しく記載しております。
ワンポールテントについて、知識を増やせますので、すでにワンポールテントを持っている方だけでなく、これからテントの購入を検討している方も、必見の内容になっております。
ワンポールテントの特徴
ワンポールテントが倒れる話の前に、ワンポールテントの特徴についてご説明します。
形は三角錐で、まさに多くの方がイメージするテントの形状で、とてもおしゃれな外観になります。
憧れている方も多いテントの一つです。
そして、冬キャンプに活躍する薪ストーブの設置ができるよう『煙突穴』がついているテントも多く、四季を通して使用できる点や、円錐型の形状のため、強風にも比較的耐えますので熟練キャンパーからも重宝しております。
設営方法はテントの中央にポール1本立て、ガイロープをペグで固定するだけなので、比較的かんたんにできます。
テント内は、中央のポールが立っている箇所が一番高くなり、開放的な空間を作り出せますので、使い勝手も良いのも特徴です。
ただし、ワンポールテントは前室がないことが多く、雨や日差しを遮るためには、タープを設営したり、形が三角錐ですので、テント内部は端に寄れば寄るほど、天井が低くなり中腰での行動を余儀なくされます。
ワンポールテントが倒れる原因
テント設営時の固定が不足している
ワンポールテントの構造ですが、非自立型になります。
なので、しっかり設営できているのかどうかを左右する要因は、テント固定用のガイロープをペグできちんと引っ張り固定できているかの一点につきます。
設営時にペグの打ち込み不足や、そもそもペグ打ちが困難な砂浜や砂利の多いキャンプサイトでは、固定が弱くなりがちなります。
そうなると、なにかの衝撃でペグが抜けてしまえば、あっけなく倒れてしまいます。
テントの入口向きによって倒れる
強風が原因で、ワンポールテントが倒れることもあります。
ワンポールテントは正しい固定方法でシートが張れていれば、形状が円錐型ですので、風力には比較的つよい特徴をもっているテントです。
ですが、テントの入口を誤って、風上向き方向に設営してしまうと、テント内に風を引き込んでしまいます。
風のあおりを受けますと、ペグが抜ける要因になり倒れてしまいます。
倒れないワンポールテントの設営対策
ワンポールテントが倒れる確率を低くするための対策ですが、ポール自体に固定する役割はほぼありませんので、ガイロープやペグにていかに丁寧に固定できるか、によります。
頑丈で長いペグで固定
ワンポールテントを購入した際についている付属ペグは、短く支持力も弱いので、追加費用がかかってしまいますが、ペグは長くて頑丈なものを使用しましょう。
鋳鉄ペグやチタンペグでしっかりと固定すると特殊なことが限り、倒れることはまず起こりえません。
ペグの打ち込みにも、実は正しい角度があります。
地面とペグの角度ですが、テント側から反対の方向に30度~45度くらい倒して打ち込み、ペグとガイロープの角度が90度になるようにすると強固にテントを張れます。
はじめはすこし難しくても、角度を意識しながら打ち込み続けることで、すぐに出来るようになります。
もちろん、ペグ本体は深く打ち込むことも忘れないでください。
ガイロープの数を増やす
ワンポールテントの固定を強化する方法として、ガイロープの本数を増やすのも対策になります。
ですが、ただやみくもにガイロープを増やせばいいものでもなく、テント中央のポールにかかるテンションを考慮し、バランスを取りながら、左右や前後に対象に増やしてください。
テントの入口を風下に向けて設営する
ワンポールテントを設営する時に、風向きを把握しテントの入口側を決めましょう。
けっして、風上に入口は向けてはいけません。
キャンプサイトに立てば風の向きは感じれますが、キャンプ中に風が吹く方向が変わることも十分にありえます。
事前に天気予報などもチェックしながら、テント設営ができるようになれば、熟練のキャンパーに一歩近づけます。
ただ、あまりにも強風が吹き荒れているときは、無理にキャンプを実行しないで、車中泊や近場のコテージへの宿泊などへ切り替えましょう。思い切って帰宅しても良いかと思います。自分の身の安全を最優先にしてください。
ワンポールテントが倒れる!失敗の原因と倒れない対策とは?【まとめ】
ワンポールテントが倒れる事態にならないためには、少しの知識としっかりとした固定が一番であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
記載内容を徹底いただくことで、あなたのワンポールテントが倒れる確率はかなり落ちました。
もちろん、キャンプは野外で行うので、想定外の状況に遭遇することも多々あります。
ワンポールテントが倒れることも起こり得ます。
ただ、どんなトラブルが起こっても、事前の知識と経験を積み重ね、冷静に対応できるキャンパーを目指しましょう。
きっと、いろいろな体験が自分の自信につながり、キャンプがもっと楽しめます。