満潮や干潮って言葉は聞いたことあるけれど、ふわっとしか知らないって人も多いと思います。
海水浴の時はどこまで気にしておけばいいのでしょうか。
もし海水浴に影響があるならどっちがおすすめで、どっちが危険とかあるのでしょうか。
調べたところ、海水浴、特にシュノーケルを使って潜ろうとしている人にとって、満潮干潮の情報は重要だということがわかりました!
この記事で、満潮干潮になるとどうなるのか、どうやって調べたらいいのかをまとめましたので楽しい海遊びの参考にしてください!
海水浴の満潮干潮はどっちがおすすめ?
潮の動きはズバリ月の引力によって生じます。
月が近づいた側の海は、月の引力で地球上の海水が引き寄せられ、海面が上昇します。
これが、満潮です。
満潮の時は、同じ場所でも海が深くなり、波が大きくなります。
これと逆に、干潮は月の引力が弱まり、海面が下がる状態です。
干潮の時は、海が浅くなり、場所によっては海底にあったものが海の上に顔を出したりもします。
波は比較的穏やかになるようです。
遠く離れた月の引力で満潮と干潮のサイクルが生まれるなんて、なんだか神秘的ですよね。
ちなみに大潮という言葉も聞いたことありませんか?
大潮というのは、満潮と干潮の差が一番大きくなる時期です。
だいたい月2回あって、1回につき数日間続きます。
大潮の日はプランクトンが多く押し寄せるため、魚の活動が活発になるようです。
釣りが趣味の人や、シュノーケルで魚を見たい人にとって、大潮は重要なイベントデーみたいです。
満潮干潮はどうして海水浴に関係あるの?
海水浴、特にシュノーケルを使って潜る人にとっては満潮干潮の影響は大きいです。
満潮の時は、海底に足が付かなくなったり、流れが速くなったりするため、慣れていない人にとっては注意が必要です。
干潮の時は、近場で見られるはずだった魚や生き物たちが引き潮と一緒に沖まで行ってしまうこともあるようです。
陸に置いておいたはずの荷物も気が付いたら波にさらわれていた、なんてこともあります。
同じスポットでも満潮干潮の違いで全然違う場所になってしまうんです。
満潮干潮の時間と深さは毎日違う
楽しい海水浴のためにも、満潮や干潮になる時間をあらかじめ知っておきたいところですが、実は満潮干潮の時間って毎日違うんです。
満潮干潮の時間は、潮見表というものを見ればその日の時刻や潮位が細かく記載されています。
潮見表はインターネットで検索すればすぐ出てきますので、自分が泳ぐ予定のエリアをチェックするといいです。
気象庁などでも公開していますが、データの載せ方が本格的過ぎてちょっととっつきにくいかもしれませんね。
マリンレジャーやサーファー向けの情報サイトなどの方がグラフが見やすかったりしてわかりやすいかもしれません。
結局どっちがおすすめなの?
結論から言うと、満潮がよい、干潮がよいという単純なものではないです。
一般的に、満潮が深くて波が荒く、干潮が浅くて穏やかだと言われていますが、結局どこのスポットで何を見たいかによって潜るのにベストなタイミングは変わってしまうのです。
例えば、満潮や干潮に変わっていくタイミングで、潮どまりというものがあります。
潮どまりは、文字通り波が止まるように穏やかになる時間帯です。
初心者はこの頃に海に潜るのがよいと言われてますが、少しタイミングがズレてしまうと、かえって強い潮流が起こることがあります。
初心者が潮見表だけを頼りに潜るのは危険が伴うんです。
初心者や初めてのスポットでは、シュノーケリングのツアーに参加したり、必ず経験者と一緒に潜るようにしましょう。
プロの海中カメラマンだって初めての場所はエリアに詳しいガイドを雇うらしいです。
基本的に海は危険な場所だと強く認識しているからでしょうね。
海水浴の満潮干潮はどっちがおすすめ?【まとめ】
満潮干潮はその日の海が一番深い時と浅い時、というイメージで。
毎日の満潮干潮の時間は潮見表や海レジャーの情報サイトでチェックするのがおすすめ。
満潮干潮どっちがよいというものではなくて、海に潜るタイミングは、自分の経験値と目的によって変わってくる。
素人判断で潜ってはダメ!シュノーケリングツアーやスポットに詳しい経験者を頼りにしましょう!
地元の海に詳しい人の案内なら安全だけでなく、レアな生き物が見られるスポットを教えてもらったりもできるため、結果お得なのです。
満潮や干潮、潮どまりや大潮などのワードにちょっと詳しくなって頂けたでしょうか。
友人や家族と海に遊びに行くときは是非この知識を活用してくださいね!